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公文を辞めた理由
単純に、もうからなかったです。
1年間、毎月80時間、年間960時間働いて、9万円。ということは時給100円以下。
内職でも、もうちょっと稼げますよね?
公文を辞めたきっかけ
儲からなかったのが辞めた一番の理由ですが、きっかけとなったのは教室のクーラーの故障です。
引継ぎ教室がかなり古い民家だった
私は、公文が直営でやっていた教室を引き継いだのですが、かなり古い民家でした。
そこはエアコンは備え付けではなかったようです。以前、教室をやっていた先生が付けたそうですが、10年ほど前のことだったようです。
そして、私が教室をやっていた時に、ついにそのエアコンが壊れてしまったのです。
修理に来てもらうと、「もう修理しても治らないので、新しくした方がいいですね」と言われました。
エアコンは少なくとも7万円以上しますよね?ここ数年の猛暑の中、エアコンなしの教室はありえません。
公文の事務局に相談すると、「こちらでは補助しません」との答え。
儲かってないのに、さらにエアコン代もかかるの? もう無理だと思い、1年で辞める決断をしました。
辞めたことに後悔なし
このエアコンが壊れていなかったら、私、まだ続けていたかもしれません。
大半の子供たちは文句なくかわいいです。勉強をみて、できるようになるのも嬉しいです。
正直「せんせい」と呼ばれるのも気分がいいものです。
慕ってくれる生徒も出てきます。保護者の方も良い方もいます。
そして、もしかしたら2年目からは儲けられるんじゃないの?と淡い妄想を抱いてしまうのです。
経営の相談をしたところ
起業の際に、知り合いに税理士さん(男性)がいたので、私は色々と相談しましたし、確定申告もしてもらいました。
そして、その方から
「やめなきゃダメ!」
と言われました。
主人に相談しても、「やっても儲からないなら意味ないんじゃないの?」と言われました。
でも、友人(女性)や母は「もう一年続けてみて様子見たら?」と言われました。
やはり、ビジネスに関しては、男性の方がシビアですよね。女性でも起業経験者やビジネスに精通している方は別です。
公文の先生からの手紙
ある日、公文の先生から手紙が届きました。
名前は聞いたことなかったのですが、公文xxx教室と送り主に書いてありました。
読むと、だいたいこんな感じでした。
公文の先生の平均月収は6割が3万円以下である。
ロイヤルティーが高すぎてこのような状態になっている。
公文の研究会に、公文の先生で一致団結して訴えていきましょう!
これを読んだとき、「私が経営が下手なわけではなかったんだ」と思いました。
ただ、もう私はやめることを決めていたのですが、私の辞めるという選択は間違ってなかったと思いました。
フランチャイズは本部だけは絶対損をしない仕組み
私はたった1年の勉強代でしたが、年配の先生方はどれだけ公文のロイヤルティー払ってきたんでしょうか。
確かに定年がなく、長く働けるかもしれませんが、私の規模の教室で年間本部に200万払ってましたから、ベテランの先生は何十年とやっている方もいるので、数千万円以上払っているのではないでしょうか。赤字が出ても、先生がかぶるだけです。
そして、実際のところ、私は従業員(丸付け先生)より自分の手取りが低かったので、やっててあほらしくなりました。
働くというより、本当に勉強代でした。
こんなこともあり、フランチャイズは今後もやらないと思います。コンビニは動くお金も大きいだけにもっと厳しそうです。
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