公文の先生になりたい人、必見!丸付けだけではない、たくさんの作業




研修はかなり多いです

最初に公文の説明を聞きに行ってから、公文の事務局や研究会に、何度足を運んだかわかりません。何かとあれば、研修、勉強会、引継ぎ見学。たぶん月に2回ペースで初年度はあるのではないでしょうか。

協調性のない人には向いていません

研修は同時期に始めた教師30人ぐらいを集めて、グループワークを多くやらされます。公文の先生同士を仲良くさせようとします。協調性のない、一匹オオカミの私はうんざりしました。

横のつながりを強くして、辞めさせないためかも?なんて思いました。

確かにフランチャイズなので、教え方ややり方など統一しないといけないので、研修は必要かもしれません。

でも、 交通費は出るものの、月1~2回の無給の研修。研修会場への往復を含めると半日潰れます。

正直、めんどうでした。

公文の先生は資格、経験不要ですが、研修が大変

1か月1~2回の研修にプラスして、教材のeトレーニングを2年間で76コンテンツの履修も必要です。

これから公文でバリバリ働こうと思っている人にはいいかもしれません。でも、私は公文教室で、ほとんど稼げてなかったので、時給換算するといくらになるんだろう?と公文のやり方に疑問を持ってしまいました。

企業で講師を雇用する場合、雇用主(会社)が従業員に研修し、その研修の間も給料が支払われることが多いです。

でも、公文の場合、従業員ではないので、先生が一人立ちするまでの研修費は支払わなくてよくなります。

週2回の15時~20時だけでは終わらない作業

私は子供のころ、公文には行っていませんでした。でも、同級生のお母さんが公文の先生でしたので、印象としては、普通の主婦が気軽にできる仕事だと思っていました。

プリントの用意と採点が時間内には終わらない

実際のクラスは週2回の15時から20時(教室によって多少の違いあり)なのですが、その間だけ働けばいいというわけではありませんでした。

プリントの準備が大変

まず各生徒へのプリントの準備をします。各生徒の勉強の進み具合をチェックしながら、当日学習するプリントを生徒のファイルへはさみます。

各生徒、学年も進み具合も教科も違います。ファイルをひとつづつチェックし、前回何をやったのか確認の上で用意しなければなりません。

プリントの種類も膨大です。3教科別にA~Lあたりまで、各200枚が棚に入っています。

私の場合、生徒が37人でしたが、最初は当日に用意するのでは間に合わないので、別の日に教室に行って用意してました。

週2ではなく、週4で働きました。

採点も大変

採点は宿題と当日生徒が学習するプリントの採点をします。宿題で1日10枚やる子もいて、かなり時間がかかりました。

私の教室は2-3人、丸付け先生を雇っていました(生徒38人47教科)でも、3人雇うと絶対に赤字だったので、2人にしました。(それでも1年間9万の儲けです)

でも、2人だと、生徒が一番多い時間帯で10人以上はいるので、いっぱいいっぱいでした。宿題の採点は私が家へ持ち帰り採点してました。またもや時間外作業発生です。

親との面談

親との面談も大変ですね。教育熱心な親が多かったです。

親も働いている方が半分ぐらいいたため、面談の時間も夜遅くなど、調整が大変でした。

もちろん、公文のある曜日ではなく、別の曜日や時間帯に行って面談しました。これも時間外作業です。

教室だよりの作成、お楽しみ会など

月1回は教室だよりの作成もします。これはひな形も用意してあったので、私は面倒くさがりのため、ほとんどひな形通りでした。でも先生によっては手書きや面白く工夫している方もいました。

ひな形作業の私さえ、コンビニでコピーをしたりと、ちょっと手間がかかりました。

お楽しみ会は生徒が喜ぶのでしました。これも時間外にやったような気がします。

結論

こんな感じで公文教室を始めようとすると、時間外の色々な作業があります。

週2回15時-20時だけだから始めようと思うと、かなり大変な思いをすると思います。