翻訳者を目指した理由
私が翻訳者を目指したきっかけは、在宅で翻訳コーディネーターをしていたときの経験でした。
その仕事では、正直「品質が低い」と感じる翻訳者に当たることが多々ありました。
クレームが来るたびに思うようになりました。
このレベルで翻訳者として仕事になるなら、私にもできるのでは?
実際、レビュー作業では、翻訳をほぼ書き直すこともありました。
その翻訳を納品した際に、クライアントから言われたことがあります。
とても読みやすい翻訳をありがとう
そのとき初めて、
もしかして、私も翻訳を仕事にできるのでは?と本気で考え始めました。
ちょうどその頃、翻訳コーディネーターの仕事は限界に近づいていました。
クレーム対応、入金催促、経営者の理不尽な対応。
責任ばかり重く、精神的にかなり追い込まれ、眠れない日が続いたこともあります。

一方で、翻訳者という立場を見ていると、どれだけいい加減な翻訳を納品しても、
クレームは基本的にコーディネーターが受け、翻訳者本人が矢面に立つことは少ないように感じていました。
以前、大手翻訳会社でコーディネーターとして働いていたときも、
翻訳の出来が悪い場合はレビューで修正するか、次からその翻訳者に依頼しなくなるだけでした。
翻訳者本人に強く苦情を言う場面は、ほとんどありませんでした。
翻訳者のほうが、責任は軽いのではないか?コーディネーターより翻訳者のほうが楽かもしれない!
そう思ったことも、翻訳者を目指した大きな理由です。
当時その翻訳会社では契約書翻訳が多かったため、通信教育で密に契約書翻訳の勉強を始めました。
翻訳コーディネーターの仕事を続けながら、少しずつ準備を進めていきました。
こうして私は、
翻訳コーディネーターから、翻訳者になる!
という次のステップを進むことになります。




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